『ミッドナイトスワン』キャンディ役を演じた吉村界人の経歴とは?

イタリアで開催された「ウディネ・ファーイースト映画祭」コンペティション部門で、劇場の観客が選出する「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞した映画『ミッドナイトスワン』。

昨今注目されている、「トランスジェンダー」や「ネグレクト」といったテーマを大々的に取り上げた作品となっています。

また、バレエが題材ということで、設定、衣装、振り付けなど細部にわたってプロのバレエ講師から監修を受けた超大作。

そのクオリティはまさに目を見張るもの。

公開当初から絶賛の嵐でした。

草彅剛さん、水川あさみさん、田口トモロヲさんなど、出演キャストも豪華な顔ぶれ。

さらには厳しいオーディションをくぐり抜けた子役・若手俳優たちも数々出演されています!

今回はそんな大人気映画『ミッドナイトスワン』に出演されていた注目の若手俳優、吉村界人さんについてご紹介していきます!

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吉村界人のプロフィール

生年月日1993年2月2日(28歳)
出生地 東京都
身長174 ㎝
血液型AB型
職業俳優
事務所エヴァーグリーン・エンタテインメント
特技卓球
趣味グラフィティアート 読書

注目の若手俳優 吉村界人の経歴とは?

吉村さんは1993年2月2日生まれの28歳。

高校を卒業後、夜間の大学へ進学し、文学作品や映画に親しむ日々を送っていたそうです。

なんでも夏目漱石や五木寛之の作品を好んで読んでいたのだとか。

役者の道を歩みたいという気持ちを胸に、2013年には芸能プロダクション:オフィス作のワークショップオーディションへ参加。500名以上の中から選ばれ、見事所属となりました。

その後、2014年より活動をスタート。

2016年には『太陽を掴め』、2018年には『サラバ静寂』で主演を任されています。

また、2019年のドラマ『左利きのエレン』では流川俊役、2020年の『エ・キ・ス・ト・ラ!!!』では高城蓮役として出演されました。

2016年に上映された主演作『太陽を掴め』は、東京国際映画祭でノミネートもされ、一躍有名に。

現在は事務所をエヴァーグリーン・エンタテイメントへ移籍し、活躍の場を広げています。

『ミッドナイトスワン』の見どころは?

映画『ミッドナイトスワン』は、草彅剛さん演じるトランスジェンダーの凪沙が主人公。

ニューハーフのショーパブで働く凪沙が、ネグレクトを受けていた親戚の娘 桜田一果を預かるところから物語は展開していきます。

一果は学校でトラブルを起こすなど、凪沙を困らせるばかり。

そんなある日、バレエ講師の実花に呼び止められ、一果はバレエレッスンを受けることになります。

その後も一果のトラブルに振り回される凪沙でしたが、次第に一果へ愛情を注ぐようになっていきます。

凪沙の心にはいつしか、母になりたいという気持ちが芽生えるように。

世間から非難されるという苦難を背負った二人の間に、絆が生まれる瞬間こそ、この映画の一番の見どころだと言えます。

吉村界人演じるキャンディはどんな役?

映画『ミッドナイトスワン』で吉村さんは、主人公凪沙の働くショーパブ「スイートピー」の一員、キャンディ役を熱演。

トランスジェンダー、つまり心と身体の性別が異なるという難しい役柄を見事に演じています。

吉村さん自身にもトランスジェンダーのご友人がいるそうです。ご友人との付き合いがあったからこそ、当事者の苦悩や葛藤などに寄り添った演技ができたのかもしれませんね。

また、この役を演じたことで、いわゆる「マイノリティ」と呼ばれる人々の歴史や背景に興味を持ったのだとか。黒人差別を始めとし、現在は日本で行われた学生運動の背景にまで関心を寄せているそうです。

「IP~サ捜査班捜査班」岡林琢也として出演

2020年夏ドラマとして始まる「IP~サ捜査班捜査班」。

情報解析担当、岡林琢也として出演している吉村界人さん。

いわゆるオタクな役どころ。

「スクリーンショット」を「魚拓」と表現。

勉強になります。

「ミッドナイトスワン」とのギャップがまた、良いです。

まとめ

トランスジェンダーとネグレクトというセンシティブなテーマを取り扱った『ミッドナイトスワン』。

苦難と葛藤に苛まれながらも強く生きていく主人公たちの姿が、心に刺さること間違いなしの名作です!

また、今作品で難しい役柄を経験し、役者として一層成長された吉村さん。

現在も「IP~サ捜査班捜査班」始め、様々な作品に出演されています。

注目の若手俳優の活躍に、期待大!です。

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