台風14号|チャンホンの名前の意味や由来は?欠番はある?

10月に入って1つ目の台風となる台風14号が発生し、「チャンホン」と名付けられました。

台風12号やドルフィン、台風13号はクジラと名付けられるなど、毎回台風の名前に注目が集まっています!

今回の「チャンホン」も聴き慣れない言葉なので、意味や由来は?と気になっている方も多いのはないでしょうか?

そこで今回は「台風14号|チャンホンの名前の意味や由来は?欠番はある?」として、台風14号の名前について詳しく解説していきます!

この記事でわかること

台風14号チャンホンの名前の意味や由来

台風の名前は誰が決めているのか?

台風の名前に欠番はあるのか?

マリコ
それでは、スタート!
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台風14号|チャンホンの名前の意味や由来は?

インターネット上では、既に台風14号の予想進路などが話題になっています。

日本列島の太平洋側に沿うような形で進んでいくと予想されていますが、まだ予想進路が定まっていないようです。

秋の台風特有の「ノロノロ台風」とも言われていますが、台風14号のアジア名は「チャンホン」です。

台風14号チャンホンの名前の由来は?

台風14号のアジア名となるチャンホンの名前は、台風委員会の加盟国であるラオスが用意した名前です。

アルファベットで表すと「Chan-hom」となります。

すなわち、ラオスに関係がある名前ということですね!

台風14号チャンホンの名前の意味は?

ではラオス語で「チャンホン」とは一体どういった意味があるのでしょうか?

調べてみたところ、「チャンホン」とは木の名前で、その木というのは「白檀」を指すそうです。

※白檀とは?

ビャクダン(白檀、学名 Santalum album)はビャクダン科の半寄生の熱帯性常緑樹。爽やかな甘い芳香が特徴。香木として利用される。

(引用元:Wikipedia

よくフレグランスで聞く「サンダルウッド」というのは白檀の香りだそうですよ!

マリコ
サンダルウッドの香り、好き!

つまり、台風14号の名前である「チャンホン」はラオス語で「白檀」という意味だということになります。

台風の名前は誰が決めている?

では、台風の名前は誰が決めているのでしょうか?

台風の名前は、台風委員会というところが決めています。

【台風委員会とは?】

北西太平洋または南シナ海で発生する、台風防災に関する国際機関。

2020年9月現在の加盟国は、中国・香港・日本・ラオス・フィリピン・韓国・タイ・カンボジア・マレーシア・ベトナム・マカオ・北朝鮮・シンガポール・アメリカ合衆国の14か国です。

(参照:Wikipedia

後輩ちゃん
じゃあ台風が発生するたびに会議を開いて決めてるのでしょうか?

台風の名前は台風委員会が決めているのですが、台風が発生するたびに会議を開いて名前を決めているのかと言ったら、そうではありません。

台風が発生する度に会議を開いていては、台風シーズンは大忙しになってしまいますよね。

台風委員会にはそれぞれの加盟国が予め用意した名前が140個あり、台風が発生したら順番に予め決められた名前をつけていきます。

だから、今回の台風10号の名前が「ハイシェン」であるということが分かるんですね。

ちなみに台風の名前一覧は気象庁のサイトで確認することができます。→こちら

この一覧表で確認すると、台風14号の「チャンホン」というのは全体の中では76番目の名前だということが分かります。

「チャンホン」の他にラオスが用意した名前にはどのような物があるかというと、以下の通りです。

6 Bolaven ボラヴェン 高原の名前
20 Leepi リーピ ラオス南部の滝の名前
34 Pabuk パブーク 淡水魚の名前
48 Faxai ファクサイ 女性の名前
62 Phanfone ファンフォン 動物
76 Chan-hom チャンホン 木の名前
90 Champi チャンパー 赤いジャスミン
104 Namtheun ナムセーウン 川の名前
118 Hinnamnor ヒンナムノー 国立保護区の名前
132 Pakhar パカー 淡水魚の名前

日本が用意した名前は全て星座に由来するものですが、ラオスはに由来するものの名前が多いですね!

なぜこれら名前を用意したのか、1度理由が聞いてみたいです!

このように加盟国がそれぞれ10個ずつ用意した名前を順番に使い、140番までいったら1番に戻る…とうようにしているそうです。

台風の名前に欠番はあるの?

台風の名前が永遠にこの140個なのかというと、実は欠番が存在します。

それは大きな被害をもたらした台風が発生した場合です。

そのような場合には、台風委員会の加盟国・地域からの要請を受けて、そのアジア名をその後の台風に使用しないように変更することがあるようです。

参考:これまでに欠番になった台風の名前

【ワシ】

平成23年の台風21号に名付けられ、フィリピンで死者約1600人という大惨事を起こしたため。

後任は「ハト」。

【コップ】

2015年の台風24号に名付けられ、同じくフィリピンで死者・行方不明者52人、住宅被害14万棟、被災者312万人という大きな被害をもたらしたため。

後任は「コグマ」。

まとめ

今回は「台風14号|チャンホンの名前の意味や由来は?欠番はある?」として、台風14号の名前についてご紹介しました!

台風14号の今後の進路が気になるところですが、大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

それでは今回は以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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