【台風10号】ハイシェンの名前の由来や意味は?誰が決めている?

明日にも台風になると言われている、日本の南東海上にある熱帯低気圧ですが、これが台風に発達すれば台風10号となり、「ハイシェン」という名前が付く予定です。
→9/1 22:12に台風10号が発生し、ハイシェンと名付けられました。(9/2 0:03追記)

「ハイシェン」とはどういった意味なのでしょうか?

そして、なぜ台風の名前が事前に分かっているのでしょうか?

マリコ
気になる方もいますよね!

そこで今回は、

【台風10号】ハイシェンの名前の由来や意味は?誰が決めている?

として、

  • 台風10号「ハイシェン」の名前の由来や意味
  • 台風の名前は誰が決めている?事前に分かるのはなぜ?
  • 台風10号の予想進路

についてご紹介していきます!

ぜひ最後までお付き合いください^^

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【台風10号】ハイシェンの名前の由来や意味は?

インターネット上では、既に台風10号の勢力などが話題になっています。

その勢力は台風9号と同じくらいかそれ以上、また、昭和34年に大きな被害をもたらした伊勢湾台風に匹敵するとも言われています。

明日にも台風へと発達すると言われていますが、台風10号のアジア名は「ハイシェン」です。

台風10号ハイシェンの名前の由来は?

台風10号のアジア名となるハイシェンの名前は、台風委員会の加盟国である中国が用意した名前です。

すなわち、中国に由来する名前ということになります。

台風10号ハイシェンの名前の意味は?

では中国語で「ハイシェン」とは一体どういった意味があるのでしょうか?

「ハイシェン」は漢字で書くと「海神」となり、“海の神”という意味であることが分かります。

中国に何か中国の海の神様にまつわる神話があるのかな?と探してみたのですが、該当するようなものは見つけることができませんでした。

台風の名前が「海の神」だなんて、神秘的だとも感じてしまいますよね。

台風の名前は誰が決めている?事前に分かるのはなぜ?

マリコ
台風の名前は誰が決めているのでしょうか?

台風の名前は、台風委員会というところが決めています。

【台風委員会とは?】

北西太平洋または南シナ海で発生する、台風防災に関する国際機関。

2020年9月現在の加盟国は、中国・香港・日本・ラオス・フィリピン・韓国・タイ・カンボジア・マレーシア・ベトナム・マカオ・北朝鮮・シンガポール・アメリカ合衆国の14か国です。

(参照:Wikipedia

後輩ちゃん
じゃあ台風が発生するたびに会議を開いて決めてるのでしょうか?

台風の名前は台風委員会が決めているのですが、台風が発生するたびに会議を開いて名前を決めているのかと言ったら、そうではありません。

台風が発生する度に会議を開いていては、台風シーズンは大忙しになってしまいますよね。

台風委員会にはそれぞれの加盟国が予め用意した名前が140個あり、台風が発生したら順番に予め決められた名前をつけていきます。

だから、今回の台風10号の名前が「ハイシェン」であるということが分かるんですね。

ちなみに台風の名前一覧は気象庁のサイトで確認することができます。→こちら

この一覧表で確認すると、台風10号の「ハイシェン」というのは全体の中では71番目の名前だということが分かります。

「ハイシェン」の他に中国が用意した名前にはどのような物があるかというと、以下の通りです。

2 Haikui ハイクイ イソギンチャク
16 Wukong ウーコン (孫)悟空
30 Yutu イートゥー 民話のうさぎ
44 Bailu バイルー 白鹿
58 Fengshen フェンシェン 風神
72 Haishen ハイシェン 海神
86 Dujuan ドゥージュン つつじ
100 Dianmu ディアンムー 雷の母
114 Mulan ムーラン 花の名前
128 Haitang ハイタン 海棠

日本が用意した名前は全て星座に由来するものですが、中国は幅広くいろいろなものから名前を取っていますね。

なぜこの名前を用意したのか、1度理由が聞いてみたいです!

【台風10号】ハイシェンの進路予想

正確にはまだ台風には発達していませんが、既に米軍やヨーロッパの進路予想が出ていますので、見ていきましょう。

当初の進路予想では、紀伊半島〜大阪付近にかけて縦断するような形でしたが、直近の予想では九州地方を直撃するような予想に変わってきています。

また、予想としては9月6日(日)に九州地方に最接近するようです。

ちなみにWindyというサイトでは、台風の位置や上空の風の強さなどを分かりやすく見ることができます。→こちら

Windyだと、9月6日(日)のお昼頃に鹿児島、そこから深夜にかけて九州地方を縦断すると予想されています。

気象庁からの進路予想の発表はまだありませんので、続報を待ちつつ、今週は平日のうちに台風への備えをしておいてください!!

私は関東在住ですが、人ごとではありませんので、改めて台風への備えを見直そうと思います。

まとめ

今回は「【台風10号】ハイシェンの名前の由来や意味は?誰が決めている?」として、今後台風に発達すると予想されている、台風10号の名前の由来や意味などについてご紹介しました。

いよいよ本格的な台風シーズンがやってきますね。

今年は7月の台風があまり発生しませんでしたが、8月になって例年より早いペースで台風が発生しているようです。

大きな被害が出ないことを心から祈ります。

それでは今回は以上になります。

最後までお読み頂きありがとうございました!

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