特別警報級の台風10号が鹿児島県に近づいてきており、9月6日(日)15:30現在、鹿児島市、薩摩川内市、枕崎市、鹿屋市など9つの市町村に避難指示が出ています。
また、9月5日(土)には国土交通省から、鹿児島県内を流れる川内川、肝属川の氾濫の危険性が高いとの発表があり、早めの避難が呼び掛けられましたね。
川内川や肝属川の周辺にお住まいで避難されている方や、近隣にご家族友人がお住まいの方は心配されていることと思います。
そこで今回は、
台風10号川内川水位をライブカメラで見る方法!氾濫可能性がある地域も
として、
- 川内川の水位をライブカメラで見る方法
- 川内川が氾濫する可能性のある地域はどこか?
- 川内川の過去の氾濫
- 台風10号による現在の川内川の様子に関するTwitter情報
などをお伝えします。
【台風10号】川内川の水位をライブカメラで見る方法
川内川は熊本県最南部、宮崎県南西部、鹿児島県北西部を流れる一級河川です。
九州の中では、筑後川に次いで2番目の大きさを誇る河川です。
(運営:川内川・国土交通省九州地方整備局水災害予報センター・川内川河川事務所)
カメラの設置位置は以下の通りです。
【カメラの設置位置】
- 麓橋(えびの市)
- 麓橋下流(えびの市)
- 湯田(えびの市)
- 上真幸橋(えびの市)
- 真幸堰(えびの市)
- 真幸橋(えびの市)
- 真幸堰下流(えびの市)
- 向江(えびの市)
- 向江水門(えびの市)
- 亀沢第一樋管(えびの市)
- 竹下(湧水町)
- 吉松橋(湧水町)
- 川添(湧水町)
- 阿波井堰(湧水町)
- 北方(湧水町)
- 木場(湧水町)
- 栗野橋(湧水町)
- 鵜泊橋(伊佐市)
- 湯之尾堰(伊佐市)
- 湯之尾堰下流(伊佐市)
- 西山(伊佐市)
- 荒田天神橋(伊佐市)
- 曽木の滝分水路(伊佐市)
- 曽木の滝(伊佐市)
- 下手(羽月川)(伊佐市)
- 中水流(羽月川)(伊佐市)
- 榎水流(羽月川)(伊佐市)
- 長寿橋(羽月川)(伊佐市)
- 柏原橋(さつま町)
- 轟大橋(さつま町)
- 宮都大橋(さつま町)
- 虎居(さつま町)
- 西新町(さつま町)
- 推込分水路(さつま町)
- 山崎橋(さつま町)
- 倉野橋(薩摩川内市)
- 南瀬第三樋管(薩摩川内市)
- 南瀬第一樋管(薩摩川内市)
- 斧渕通山(薩摩川内市)
- 五社下(薩摩川内市)
- 東郷(薩摩川内市)
- 東郷橋(薩摩川内市)
- 上水流(薩摩川内市)
- 山田島(薩摩川内市)
- 天辰馬場(薩摩川内市)
- 甘辰(薩摩川内市)
- 太平橋(薩摩川内市)
- 東大小路(薩摩川内市)
- 隈之城川合流点(薩摩川内市)
- 花木(薩摩川内市)
- 宮内(薩摩川内市)
- 銀杏木排水機場外水(薩摩川内市)
- 五代(薩摩川内市)
- 小倉(薩摩川内市)
- 久見崎(薩摩川内市)
- 河口大橋(薩摩川内市)
静止画ではありますが 「リアル防災情報」でもライブカメラの画像を確認することができます。(画面は10ごとの更新です)
▶︎川内川リアルタイム防災情報はこちら
(運営:国土交通省 九州整備局 川内川河川事務所)
【台風10号】川内川の水位をリアルタイムで確認する方法
また、夜間はライブカメラの映像が暗くて確認しにくいことが予想されます。
特に鹿児島県内では9月6日(日)夜間〜9月7日(月)明け方にかけて大雨に警戒が必要ということで、夜間の水位が気になりますよね。
そのような時は実際の数値で水位を確認することができます。
夜間は足元が見えなくなり、大変危険です!
増水している川や用水路などに様子を見に行くのはやめましょう。
【台風10号】川内川で氾濫する可能性がある地域はどこ?
NHKニュースによると、川内川では100年に1度の大雨が降った場合、薩摩川内市の中心部でも0.5m〜3.0m(大人の腰〜建物の1階軒下)の浸水が予想されるとのことです。
川内川周辺のハザードマップは以下のサイトで確認することができます。
▶︎川内川水系洪水浸水想定区域図
(運営:国土交通省 九州整備局 川内川河川事務所)
重ねるハザードマップは、検索窓に閲覧したい地域の名称や住所を入力し検索、災害種別で「洪水」を選択するとハザードマップが表示されます。
※操作方法を詳しく知りたい方は、以下のマニュアルをご参照ください。
川内川の過去の氾濫
調べたところ、川内川では過去に何度か氾濫した歴史があるようでした。
一番最近では平成18年7月に梅雨の影響で、12時間に295mmの雨が降り、死者2名、家屋全半壊・流失32戸、床上浸水1,816戸、床下浸水223戸という大きな被害が出ました。
▶︎川内川流域の主な洪水記録一覧
(情報元:国土交通省 九州地方整備局 川内川河川事務所)
▶︎過去の洪水による被害状況写真
(情報元:国土交通省 九州地方整備局 川内川河川事務所)
ちなみにこちらは令和2年7月豪雨の時の川内川の様子だそうです。
今回の超大型台風
猛烈な風による建物の倒壊、車の横転
電柱の倒壊による停電、高潮による浸水など
猛烈な雨による河川の氾濫、土砂崩れなど が予想されています!
危機感を持って早めの対策お願いしますhttps://t.co/p5t7urjGkc
動画は7月豪雨の際の川内川です pic.twitter.com/K2huFeKWWb— MASA@MASA’s kitchen (@MASA84676292) September 5, 2020
【台風10号】現在の川内川の様子に関するTwitter情報
こちらでは川内川の現在の様子に関するTwitter上での情報をまとめてお伝えします。
※随時更新中
現在の川内(#せんだい)川の様子#9月6日(日)12時00分現在の #川内川 の様子です。今のところ流れは穏やかです。台風10号が近づいています。自治体の指示に従い、最大の注意、警戒をお願いします。 pic.twitter.com/oPorVbDrrh
— 陸上自衛隊川内駐屯地@公式 (@Camp_Sendai) September 6, 2020
宮崎県えびの市西長江浦の長江川(川内川水系)が避難判断水位に達しました。
下記は、柳ヶ本橋ライブカメラ画像です(平常時と今)。#台風10号https://t.co/GapRqpNXi6 pic.twitter.com/vCIRz3YBLV— 晴川雨読 (@Seisenudoku) September 6, 2020
まとめ
今回は「台風10号川内川水位をライブカメラで見る方法!氾濫可能性がある地域も」として、鹿児島県と宮崎県を流れる川内川の水位をライブカメラで見る方法や、氾濫の可能性がある地域、現在の様子に関する情報などをお伝えしました。
とにかく、大きな被害が出ないことを祈ります。
ぜひ明るいうちに安全な場所に避難してください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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